Ciao! みどりです。 現在、イタリア人の旦那とイギリスで暮らしています。 イタリア人との生活で知る食生活や、イタリア、イギリスなど海外でのさまざまな現地情報を お届けしたいと思います。
今回ご紹介するのはバレンタインデーについてです。日本は昔に比べてバレンタインデーもプレゼントする相手が一人ではなく、友達や家族そして自分へのご褒美とさまざまな形に変化してきていますね。世界のバレンタインデーを覗きつつ、甘いものが苦手な方や家族と過ごすバレンタインデーについてご紹介します。
バレンタインデーとは何か?
バレンタインデーの起源と歴史
バレンタインの起源は諸説ありますが、西暦269年2月14日に処刑されたキリスト教の司祭ヴァレンティヌスのおこないを称えたとされる説が有名です。
聖ヴァレンティヌスは、皇帝クラウディウス2世が結婚を禁じていた時代に、若い兵士の結婚式を内緒で行っていたため処刑されました。この殉教の日にちなんで、中世以降は「聖ヴァレンティヌスの日(Saint Valentine's Day)」と呼ばれるようになり、大切な人へカードを贈り愛を伝える習慣が広まりました。
バレンタインデーの始まり
バレンタインデーは聖バレンタインデーとも呼ばれ、毎年2月14日に世界中で祝われます。
多くの人にとって、バレンタインデーは恋人、友人、家族など人々に愛情を示す特別な日です。
もともと2月14日は「女神ユーノの祝日」と呼ばれる古代ローマのお祭りで、翌2月15日には「ルペルカリア祭」がおこなわれていました。
ルペルカリア祭では、男性がくじを引いてペアになった女性と一緒にお祭り期間を過ごすのが習わしで、それが、恋人たちの愛のために犠牲となったヴァレンティヌスの逸話をきっかけに、キリスト教徒にも「恋人たちの日」として認知されるようになりました。
14世紀頃から男女の恋愛と結び付けられるようになり、戦後にアメリカから日本へと伝わってきました。
世界のバレンタインデーの違いを比較してみよう!
イタリア
バレンタインデーは男性から女性へ贈り物をするのが主流です。バラの花が贈り物の定番で、ほかにもアクセサリーやジュエリーをプレゼントしたり、レストランで食事を楽しんだりします。ヘーゼルナッツとチェリーが入った小さなイタリアのチョコレート「バチ」は人気の贈り物です。
イギリス
イギリスのバレンタインデーは一風変わっており、想いを寄せる人にひっそりと想いを伝える日とされています。当日は匿名のメッセージカードを贈り、カードを受け取った人が行動を起こします。
恋人や夫婦になった後は、男性から女性へ花やお菓子などの贈り物をするケースが多いようです。
カップルは特別なデートの夜を過ごしたり、食事や飲みに出かけたり、ロマンチックな映画を見たりします。
フィンランド エストニア
フィンランドとエストニアでは、2 月 14 日は友人の日として祝われます。友人や大切な人を称える日です。カードやプレゼントは今でも配られ、親友から隣人まで誰にでも贈ることができます。2 月 14 日は両国で婚約する人気の日でもあります。
デンマーク
恋人同士も友人同士も、スノードロップと呼ばれる白い花を交換します。
男性は「ガッケブレフ」とも呼ばれる、一連の匿名の点だけで署名されたユーモラスなメッセージを書いた手の込んだ切り紙のメモも書きます。恋人の女性が「冗談カード」を誰が送ったのか分かったら、その春の後半にイースターエッグがもらえます。
フィリピン
全国の町や都市では、2月14日に何千組ものカップルが合同結婚式に参加します。披露宴から会場、時には贈り物まで、ほとんどすべてが地方自治体によって賄われます。
フィリピンでは2月14日が最も一般的な結婚記念日です。
バレンタインデーと一口にいっても、その楽しみ方は各国でさまざまです。チョコレートに限らず、贈り物をして大切な人に日頃の感謝の気持ちと愛を伝えるというのが共通していますね。
バレンタインデーはチョコだけじゃない!
なぜチョコレートなのか?
日本では、1950年代にデパートで「バレンタインセール」が開催されたことがきっかけで知られるようになり、製菓会社のキャンペーンなども相まって、1960~1970年代には女性から男性にチョコレートを贈る習慣が定着しました。
日本の洋菓子メーカーがチョコレートの広告を出したことが最初だといわれており、デパート等でチョコレートを恋人に贈るキャンペーンが展開され、徐々に浸透していきました。
甘いものが苦手な方のバレンタインデー
広告から始まったチョコレート。かなり根付いていますが、甘いものが嫌いな方なんかもいらっしゃいますよね? 家族で人数が多い方や、この機会に感謝の気持ちを込めて何か特別な日にしたい方もいらっしゃいますよね?
大好きな人達と美味しいものを食べるということはとても幸せですよね。これが1番手っ取り早く幸福感を感じるのではないかと思います。
バレンタインデーは甘いものを食べないといけないわけではありません。毎日欠かせない食事をいつもと違う特別なものにするだけで、その人達だけの特別なバレンタインデーを過ごすことができるのです。
うちも旦那さんは甘いものはあまり食べません。デザートよりもご飯派なので、やはりランチかディナーに美味しいものを食べるということが多いです。
あと、バレンタインデ−って祝日でも何でもないので平日で仕事帰ってからあまり時間ありませんよね。
そんなときに、お家で簡単に本格的なイタリアンパスタが食べれたら、カップルや友達、家族まで手間暇かけずにお家の中で、まるでレストランのように美味しくリッチな時間が過ごせます。
家族で過ごすバレンタインデー
バレンタインデーは年に一度だけ、特別に愛や感謝の気持ちを伝える日なので好きな人や恋人だけでなく、日頃お世話になっている人や家族に対してプレゼントすることも多いです。
子供と過ごすバレンタインデーに、子供も大人も楽しめて少し特別感が感じられるものバレンタインデーを家族で過ごすイベントにしたいと思っている人も多いのでは。
毎年バレンタインデーには家族みんなで食べられるものを取り寄せて、家族の思い出を年々増やしていきませんか?
イタリアでは家族揃ってランチを食べるのは日曜日だとか、誰かの誕生日やそれぞれのイベントに家族がや親戚がよく集まります。
やはり会って顔を合わせて話すというコミュニケーションは重要で、どんな最新技術でも叶わないと思っています。
そんな素敵な食卓の時間をプレゼントにできるのがPSKの素敵な食卓を楽しむバレンタイン。現在、「カカオで楽しむバレンタイン」もご用意しています。愛を伝える日に素敵な食卓をお届けしてみてください。
みんなで美味しいものを食べると自然と笑顔がいっぱいの食卓になります。特にパスタは大人も子供も食べられ、時短かつお腹いっぱいという素晴らしい料理と思っています。
場所がお家でいいのもかなり助かりますよね。家族みんなでゆっくり素敵な時間を過ごせます。
最後に
バレンタイン本来の目的は、愛を伝えること。
もともとは恋人ヘ愛を伝えるのが大きな目的でしたが、現在ではより広い意味での愛を伝える日という認識が世界中で広まっています。
友達、家族、恋人、尊敬する人など他人に対してだけでなく、自分に対しても感謝や愛情を伝える良い機会です。
贈るものはチョコにこだわる必要はありません。
海外のバレンタインデーのように、想いを寄せる人や恋人に限らず、友達や日頃からお世話になっている人に感謝を伝えるために今年はパスタソースキッチンのパスタソースを贈ってみてはいかがでしょうか?
いつもパスタを作るのは旦那さんの担当なのですが、今年のバレンタインデーは私が旦那さんに作ってみようかと思います。
イタリア人にパスタを作るのは、プレッシャーですが、、、笑