パスタを囲むジャーナル編集長のレー子です。
今回は、バルサミコについてご紹介します。
一本あるだけで便利なバルサミコ酢。そんなに頻繁に買うものでもないので、ちょっと良いものを。おすすめのレシピや使い方もご紹介！
参考にしてみてくださいね。
バルサミコ酢とは？
バルサミコとは、ブドウを発酵させたもの。ワインと同じですね。
そもそもアルコールは酢になる手前で、アルコールをさらに過発酵させると酢になります。
バルサミコ酢は、基本的にブドウを発酵させるだけなので、原材料にブドウ以外のものが入っているものは、バルサミコ風のお酢というイメージです。
バルサミコ風のお酢でも、カラメル色素で着色することで見た目には本物のように見えるものが多いのですが、味わいはやっぱりちょっと違います。
特にカラメル色素は添加物の中でもよく話題になるものですので、避けられる方も多いかもしれません。
バルサミコの選び方
おすすめの条件
・原材料はブドウ類のみで作っていること（添加物が入っていないこと）
・イタリアエミリア・ロマーニャ州モデナ産
・最低６年以上熟成
・メダルの数が多いほど熟成期間が長く、風味豊かな仕上がり
※メダルとは、モデナ協会が採用しているバルサミコの品質を決めるシステムで、主に熟成期間を表します。
5メダルのバルサミコは1万円近くするものがありますので、まずは1メダルから始めてみるのがオススメです！メダルがついているということは、ちゃんと評価されているという証でもあります。
PSKで使用しているバルサミコ酢はこちら。
ジュゼッペ・ジュスティ社
アチェート バルサミコ ディ モデナ 銀
1605年創業のメーカー「ジュゼッペ・ジュスティ」は、エミリア・ロマーニャ州のモデナで創業しました。
バルサミコは熟成期間が長いため、高級品とされています。ボロネーゼ発祥の地ボローニャがあり、貴族の街と呼ばれるエミリア・ロマーニャにあるモデナのバルサミコが最もオススメです。
こちらは、6年熟成のとっても風味豊かな味わいのバルサミコ。6年熟成といっても、バルサミコの中では短めです。1メダルのものですが、ジュゼッペのバルサミコなら1メダルでもコクのある美味しさ。
パスタの付け合わせに
バルサミコドレッシングの作り方
バルサミコドレッシングの作り方は超簡単で、作り置きもできます。
［分量］
バルサミコ酢 30g（大さじ２）
ＥＸＶオリーブオイル 80g（大さじ６）
塩 適量
胡椒 適量
［作り方］
バルサミコ酢とEXVオリーブオイルを入れてしっかり泡立て器で乳化させるだけ。
これは使える！と思ったら
瓶に3:1のオリーブオイルとバルサミコ酢を入れて冷蔵庫に常備。
使う前にシャカシャカ振ってかけるだけ。
とっても便利です！泡立て器もボールも不要です！
いつも自分でドレッシング（マリナード）を作る時、オイルを入れる前に塩をしっかりと溶かして、オリーブオイルを入れてからさらに乳化するという一手間があったのですが
「瓶に入れて振るだけなんてめっちゃ楽！あと振り最高！」
と、ど肝を抜かれたアイデアです。
バルサミコドレッシングを使ったお料理
ミスティカンツァ
ミスティカンツァとはMIXという意味で、とりあえず野菜をMIXさせたらミスティカンツァの完成です。（笑）
シェフが作ってくれたのは、ミニトマト、いちご、モッツァレラチーズ、ケール、ディルを混ぜたものに、バルサミコオイルをかけたシンプルレシピ。
あとから塩をふることで、野菜にもアクセントがでて、時間がたっても食材から水分がでるのを抑えることができます。
最後に胡椒もお好みで。マイルドな酸味が、パスタディナーの箸休めにもなります。
もちろんお肉にも
バルサミコは、お肉とも相性抜群。ローストビーフには、塩胡椒はなしでバルサミコオイルをかけるだけでOK。瓶に入れたバルサミコオイルをしゃかしゃかしてかけるだけ。
もちろん、自分で焼いたお肉にも、さっぱりとジューシーにいただきたい時はオススメです。
バルサミコオイルをたくさん作っても、毎日同じ味では飽きるのでは？というご心配もあるかと思います。
騙されたと思って、色々なお料理にかけてみてください。
同じものでも、食材によって味わいが変わります。
良いバルサミコなら、デザートのアクセントにするのもおすすめです。
お皿に乗せるだけで、シンプルなドルチェも一気に華やかになります！
酸っぱいものが大好きな私。お酢は結構色々と常備しています。
オイルなどに比べるとお酢は変質しにくいので、おうちにはないよという方は、バルサミコもコレクションに加えてみてください。
素敵な食卓を！
