PSKOC Part.1

~晴れの日限定の木漏れ日カフェ~

 

 2023年5月5日。PSKTA(TakeAway)OPENから1年を迎えるG.Wに、PSKOC(OutdoorCafe)を本格OPENしました。でも、毎日やってる普通のカフェではありません…。雨の日はやりません。パスタは食べられません。そんな不便なカフェですが、、私たちは全力でやっていきます!

 そもそもの始まりは、2018年から始まったNK(NewKitchen)プロジェクトまで遡ります。ここからお話しすると、1ヶ月かけても終わらないので、少々割愛。


(詳しくはInstagramにて▽)



 新店舗に移転をするために、色々な土地を探しました。私たちが理想とする、ハーブを育てながらパスタソースが作れる場所。紆余曲折を経て、2年越しに見つかったのが、今の店舗の「嬉野権現前町」という場所でした。

 

 

 身の丈に合わない程の土地の広さに、内心ビビりながらも(笑)みんなでここにしよう!と腹を括りました。ここなら思う存分ハーブを作ることができる!

 古民家時代のPSKは、約3畳ほどのちいさい店舗スペース。色んなお話をしたくても、後ろにお客様が並んでいるとゆっくりお話をすることもできず、「また今度ゆっくり!」という感じでいそいそと帰っていかれる常連の方も。。

 だからNKでは、ゆっくりとお買い物を楽しんでもらえるスペースにしたいなと。そして、私たち最大のこだわりのハーブを楽しんでもらいたい!それを庭&畑づくりのベースにしてきました。



 

 コロナ前には、お勉強にカリフォルニアにも行きました。料理はもちろん、ハーブ、外構、畑など色んな勉強をしてきました。
 いろんな思いや理想を胸に、アイデアだけは広がります。そして、やっぱりPSKあるあるの、「なかなか私たちのやりたいことを理解してもらえない説」にぶち当たりました。
 冷凍のパスタソースを作る専用のキッチンは、誰にも設計してもらえなかったですし、惣菜製造業なのに広葉樹でキッチン台を作る意味も、ほとんどの日本建築で使われる〇〇風な建材を使いたくないという気持ちも、従業員スペースに無垢フローリングをはる意味も、なかなか理解してもらえませんでした。



 だから、今の状態で身の丈に合わない投資をするよりも、自分たちでこつこつ作っていこう。そして、木の外壁と同じように、10年後に素敵になったねと言ってもらえるお庭にしよう。
 「自分たちでする」というのは、一見お金をかけずにやる方法と思われがちですが、この方法が最も大きな投資であると私たちは思っています。こだわってないから自分たちでするのではなく、こだわっているから自分たちでするんです。
 一回で終わろうと思っていた「PSKOC」について。少々長くなりすぎました…。続きはまた次回!お楽しみに。


パスタソースキッチン
PSKTA(土日のみ 11:00〜17:00)
PSKOC (土日のみ 11:00〜16:00 L.o. 17:00 Close)
三重県松阪市嬉野権現前町849-1

 

イタリア製法

クラフトパスタソース専門店

Pasta Sauce Kitchen

since 2012

食卓がイタリアになる暮らし。