生パスタは実は日本とイタリアで違う?おうちレシピも公開

生パスタは実は日本とイタリアで違う?おうちレシピも公開

生パスタは最近では、スーパーでも気軽に購入できるようになり、乾燥パスタとはまた違った触感や風味をご家庭で楽しむ方も多いと思います。この記事では人気の生パスタについて詳しく解説していきます。最後におうちで簡単に作れる手作り生パスタのレシピも紹介します。

 

生パスタとは?日本とイタリアの生パスタ特徴

パスタとは小麦粉に水、卵、オリーブオイルを材料に、それらを練りこんで伸ばしたシート状のものを全般的に指します。その中でも保存のために水分を蒸発させて乾燥したものが乾燥(乾麺)パスタとなります。生パスタについて次に説明します。

 

 

生パスタ=単に乾燥する前のパスタではない

生パスタと乾燥パスタは厳密には別のものと言えます。材料と作り方が異なります。

生パスタの始まりの頃、使われていたのは「軟質小麦」といわれるタンパク質が少なく柔らかい性質をもつ小麦でした。パスタは元々生地をこねて圧延式でシート状に伸ばしてカットするものなので軟質小麦は調理しやすくて適していました。その後「硬質小麦」といわれるタンパク質が多く、日本では中力粉や強力粉に加工される小麦が使われるようになると、生地を伸ばすのではなく細い口金(ダイス)から押し出す製造法が主流になり、市場に多く流通するようになりました。そこでパスタの流通と生産の効率化のため保存がきく乾燥パスタが重宝され、今では乾燥パスタは食卓の欠かせない人気の主食のひとつです。

 

point 生パスタと乾燥パスタの違い

生パスタ…軟質小麦の小麦粉を材料にした圧延式

乾燥パスタ…硬質小麦の小麦粉を材料にした押し出し式

 

 

生パスタはイタリア発祥の家庭料理

生パスタは本格的なお店で提供されるイメージをもつ方も多いかもしれませんが、生パスタはイタリア発祥で、発祥当時からイタリアでは各家庭で手打ちで作る、いわゆるお母さんの味、家庭料理です。日本の生パスタのイメージとやや異なりますね。ここでは日本とイタリアの生パスタの特徴と違いについて紹介します。

 

 

日本とイタリアの生パスタの特徴と違い

生パスタの特徴と違いについてまとめました。

日本の生パスタ

 家庭で食べる場合はスーパー等で生パスタを購入して調理するもの。圧延式で製造されることもありますが、口金(ダイス)からの押し出し式の機械で製造されていることがほとんどで、食感はモチモチ。断面が楕円形のリングイネ、平麺のフィットチーネなど太めのパスタ。さらっとしたオイルソース系ではなく濃厚系のパスタソースが人気の組み合わせ。 

 

 

イタリアの生パスタ

各家庭で手作りします。こねた生地を専用のパスタマシーンでシート状に延ばして包丁でカットして成形する。食感はラザニア、ラビオリ、リボンのような形のファルファッレなど、料理・パスタソースに合わせて太さや形を変える。食感はどちらかというとプリプリした歯ごたえだが、様々な郷土の各家庭で手打ちで作ることからそれぞれの個性が光ります。

 

 

 

point 生パスタの日本とイタリアの違い

日本の生パスタ…お店で購入、平麺が多くモチモチとした食感を楽しむもの

イタリアの生パスタ…家庭料理で手作り、種類と個性さまざまに食卓を楽しませるもの

 

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生パスタを美味しく楽しむ方法を紹介

ここでは生パスタをご家庭で楽しんでいただくために、茹で方のポイントや保存方法についてお伝えします。

 

 

茹で加減と方法で変わる美味しさ

まずは基本となる茹で方について説明します。(全般的なパスタの茹で時間に関する過去記事はこちらも参照ください

 

準備のポイント

 生パスタは茹でている最中にパスタ同士でくっついてしまうことがあるため、なるべく大きめの鍋と1リットル以上のお湯で茹でるようにしましょう。一気に大人数分のパスタを茹でるとお湯の温度が上がりにくくなってうまく茹でられなかったり、鍋肌にくっつきやすくなるため、一度に茹でる場合は3人前程度にとどめましょう。茹で時間は表示時間を参考にしてください。通常は1分から3分程度の短時間で茹で上がります。また茹でる前に、パスタについている打ち粉(小麦粉)は払っておきましょう。そのまま茹でてしまうと打ち粉が茹で汁に溶けだしてドロっとしたパスタになってしまいます。

 

 

 

茹でるときのポイント

 鍋にパスタを投入するときは、パスタがちぎれない様に打ち粉を落として優しくほぐしながら入れましょう。お湯が再沸騰するまでの茹で始めは、パスタと鍋がくっつかないように菜箸などでゆっくりと混ぜましょう。この時激しく混ぜてしまうと、パスタが切れたり、パスタのでんぷん質が溶けだしてしまい、食感を損なうことにつながってしまうため大きくゆっくりと混ぜるのがポイントです。

 火加減は再沸騰するまでは強めで、沸騰したあとはボコボコと沸騰したままではなく、グツグツとパスタが泳ぐ程度の一定のお湯加減にしておきましょう。沸騰したままにしてしまうと、お湯が蒸発してしまい、塩加減が変わってしまったり、でんぷん質が傷ついて食感や味が損なわれることがあります。

 塩はお湯に対して1%が最適です。お湯1リットルに対して塩10gを目安にしてください。

 



生パスタの保存方法

 生パスタは乾燥パスタと違い、長期保存には向いていません。調理後はなるべく早く食べることが理想ですが、正しく保存すれば生パスタの美味しさを損なうことなく味わっていただけます。

 

保存方法

 生パスタは冷凍保存が可能です。しっかり保存が出来れば劣化も少なく、乾燥を防いで作りたての美味しさを長く楽しめます。冷凍しておけば1ヶ月はそのままの状態で保存できます。

 

保存のポイント

 まず1人前ずつに分けたパスタをなるべく空気に触れないように個包装します。密閉するようにラップできっちりと包んでから、密閉容器やジップ付きの冷凍保存バックなどに入れます。冷凍保存バックを締めるときにもできるだけ空気を抜くように軽く押さえながら閉めるのがポイントです。

 

おうちで簡単に作れる手打ち生パスタレシピを紹介

前述の記事でもご覧頂いた通り、生パスタは元々手打ちで作る家庭料理です。家庭用のパスタマシーンがなくても、包丁一つで作れるものなので、是非イタリアのマンマが作るような生パスタ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

手打ち生パスタの材料(4人前)

 

  ・薄力粉と強力粉を半々 200g(+打ち粉用)

  ・塩  少々

  ・卵(全卵) 2個

 

手打ち生パスタのレシピ

  ①薄力粉と強力粉、塩を調理台に広げます。粉が均一になるように、手で混ぜ合わせる

②粉が混ざったら中央にくぼみを作って、そこに卵を割り入れる

③生地全体の色合いや固さがなめらかに均一になるように10~15分ほど捏ねる
④生地をラップに包んで、冷蔵庫で1時間ほど寝かす

<レシピポイント1>捏ねた生地はやや固め、冷蔵庫で寝かすと生地馴染んで柔らかくなる

⑤冷蔵庫から取り出した生地に打ち粉(小麦粉、分量外)をして、麺棒で薄く延ばしていく

<レシピポイント2>縦→横と交互に四角く延ばすとカットするときに無駄がない

手に乗せた時に軽く手が透けるくらいまで延ばす

⑥延ばし終えたら、固く絞った布巾などを掛けて乾燥させないように10分ほど寝かす

⑦生地に少量打ち粉をして、三つ折りもしくは四つ折りにして包丁で好みの幅にカットする

 

 

まとめ

この記事では日本とイタリアの生パスタの特徴や違いについてまとめました。日本とイタリアそれぞれに良さや調理の面白さがありますね。生パスタはお店だけでなくご自宅で楽しめるパスタですのでソースや生地にこだわっていつもと違う食卓に心躍らせてみるのはいかがでしょうか?

 

最後にパスタソースキッチンで一番人気の生パスタ専用のパスタソースをご紹介します。

 

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