プッタネスカとは「娼婦風パスタ」を意味するイタリア語
プッタネスカとはイタリア語で「娼婦風パスタ」を意味します。まずはどうして娼婦風と名付けられたのか。その名前の由来やどういったパスタソースなのかについて紹介していきます。
プッタネスカの由来は諸説さまざま
娼婦風の意味を持つ名前のプッタネスカ。その名前の由来についてははっきりとした定説はなく実は諸説さまざまです。
諸説その①忙しく食事の時間が取れない娼婦がさっと作って食べていた
諸説その②娼婦が客をもてなす料理として提供していた
諸説その③唐辛子の辛みが効いた刺激ある味わいから娼婦をイメージした
このように名前の由来については諸説さまざまですが、1950年頃にはこの名前で呼ばれており、歴史あるパスタソースの一つと言えます。現在では日本でも広く知られるようになり、トマトやオリーブ、唐辛子を使った人気のトマト系のパスタソースの一つとして親しまれています。
本場イタリア・ナポリでは定番のパスタ料理
プッタネスカの発祥の地というとイタリア・ナポリが発祥の地と言われています。諸説の一つにさっと作れるとありましたが、プッタネスカは基本的にイタリア・ナポリの家庭で必ずキッチンにあるような材料をベースとしています。そのためイタリア・ナポリでは和食のお味噌汁のように家庭料理の定番レシピとなっています。
プッタネスカに合うパスタの種類
主にスパゲッティが使われる事が多いのですが、筒状のペンネ、断面が楕円形のリングイネ、中心が空洞のブカティーニが使われることもあります。オリーブの塩味とトマトの酸味、そして唐辛子の辛みが効いた刺激的な味わいはオイル系のソースと相性の良いパスタとよく合います。
ソース作りの基本のレシピとおすすめの材料
由来と同じく使われる材料も家庭やお店によってさまざまであるのがプッタネスカの特徴です。ここでは基本となるソースのレシピ、そのソースに合うおすすめの材料をご紹介します。
プッタネスカ基本のレシピ
まず赤唐辛子とみじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで香りがでるまで炒め、アンチョビ、ケッパー、オリーブを合わせます。そこにトマトを入れて炒めます。
茹でたパスタと絡めて黒コショウで味を整えます。最後に刻みイタリアンパセリを振って完成です。器に盛り付けて炒めたパン粉を使うことも。
おすすめ具材
トマトの酸味と唐辛子の辛みが際立つソースはなににでも合います。野菜がなくてもソースとして味は成立します。イタリアでは、娼婦風(簡単に作れる)というだけあって、野菜などの具材はいれません。ホームパーティーのテーブルなど華やかさを添えたいときは形の大きいオリーブなどをトッピングにのせるのと華やかになります。
ソースに合うのは魚介系
唐辛子やケッパーの刺激が後を引くプッタネスカは魚介のもつ磯の香りと相性抜群です。魚介を入れてしまうとプッタネスカではなくなりますが、イカ、アサリ、タコなどお好みの魚介を使って自分流のトマトソースを楽しんでくださいね。
本格パスタソースをご家庭で楽しむ方法
パスタソースキッチンのプッタネスカ
パスタソースキッチンでは、本場ナポリのレシピで作るプッタネスカをお作りしています。厳選したイタリア食材は、24時間前から塩抜きを始めるケイパーなど、こだわり派な人にも大満足な華やかな香りのパスタソースです。
パスタソースキッチンのプッタネスカ▶︎
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