こんにちは!パスタを囲むジャーナル編集長のレー子です。
コンクールで受賞したパスタ「特産松阪牛の煮込まない煮込みパスタ」を始め、地元ならではの食材とイタリア食材を使い、手作り完全無添加でイタリア本場のパスタソースをお作りしています。
1000坪の庭で2匹のヤギとハーブから自家製で作ったパスタソースは、伊勢丹新宿をはじめとした全国の百貨店、JALファーストクラスグルメ等でも採用されています。
今日は、先日PSKTA(パスタソースキッチン松阪直営店舗)で開催したワークショップの様子をご紹介します。
「オレガノを楽しむ会」
がテーマ。
オレガノとは
オレガノとは、地中海沿岸原産のハーブです。
イタリア料理ではよく登場するハーブです。
ホームセンターでも苗をよく見かけますが、ほとんどの品種が食用ではありませんのでご注意を。
でも見た目がかわいいので、お庭にも映えますねよね!
アプローチ入口の左側にいるのがPSKで使用しているシチリア原産のオレガノです。
フレッシュハーブとドライハーブ
フレッシュハーブでお料理したくて、古民家から移転して1000坪の庭まで作ってしまった私たち。
「フレッシュハーブじゃなきゃハーブじゃない!」といつも言っていますが、実はオレガノはドライにした方が香りが良くなるハーブなんですね〜(ちなみにローリエも)
他のハーブは、新鮮(収穫したその日)じゃないと、香りがどんどん弱くなっていきます。
一般に販売されているハーブは、収穫してから店頭に並ぶまで2、3日はかかっている上に、1日で売り切れる人気者ではありませんので、収穫から1週間程度って感じでしょうか。
パスタソースキッチン自家製ドライローリエ
試しに、スーパーのハーブを買って使ってみたこともあるのですが、全く香りが...
「こりゃ、ハーブなくてええかってなるわ。」
と思った次第です。ハーブ高いですしね。
オレガノとローリエ以外のハーブでも、ドライにされたものもよく見かけます。でも、ドライにしてしまうと日持ちはしますが、その香り自体が変わってしまいます。
ちょっとスモーキーで、、生花とドライフラワーの違いと一緒ですね。
オレガノを収穫しよう
さて、ワークショップの内容ですが、まずはオレガノを収穫するところから。
オレガノは葉っぱではなく、蕾を使います。
葉っぱも使えますが、蕾のほうが良い香りなので、パスタソースキッチンでは蕾だけ。
ハーブコーディアルを飲みながら収穫。
みんな「あーいい香り」と言いながら、チョキチョキ。
あ、ちなみに「PASTA SAUCE KITCHEN」と背中に書いた緑のつなぎを着ている人は、庭部部員の方もいます。スタッフは黒、庭部の人は白文字です。よく間違えられるので、最近は庭部部員(お客様)も「いらっしゃいませ〜」と言ってくれています。(笑)
蕾を使うと言っても、梅雨対策に下の方から切り戻し、蒸れ対策を。
また少ししたら第2陣が育ってきます。
一輪車一台分。たっぷり収穫できました。
でも、使うのは蕾だけなので案外少ない。。。
オレガノの使い方
収穫できたオレガノを洗って、水を切っている間にいざ実食!!
オレガノの食べ方レクチャーです。
パンに、トマトとニンニクを塗ったものと、魚といろいろ野菜のグリル。
まずは、パンにオリーブオイルをかけて、オレガノをふりふり。
野菜や魚も好きな様にオリーブオイルとオレガノで贅沢すぎます。
オレガノはトマトにもよく合うと言われていますが、本当に色々なものと相性が良いです。
オレガノの味を知ればその使い方もイメージがつくので、食べるのが早い!
オレガノは、山椒の様な胡椒の様な、ピリッとした刺激があります。そしてエキゾチックな香りがたまらない。
お天気も良かったので、お外でいただきましたよ。
あ〜美味しかったな。
オレガノを乾燥させる
オレガノを吊るすために、まとめて凧糸で巻き巻き。
食事のタイミングから、話が盛り上がりすぎてほぼ写真がなかったです。(笑)
みんなお好きなだけ持って帰ってもらい、おうちで2週間ほど乾燥したらできあがりです。
乾燥したらつぼみを指でちぎってつぶして、お料理にふりふりするだけです。
余ったオレガノは、売り場に干しました。
そうこうしていたら、すっかり暗くなって保育園から娘も帰ってきてしまいました。
お天気にも恵まれて、とっても楽しい1日でした。
不定期ですが、なんか良いこと思いついたら開催しますので、またご参加くださいませ〜
今回ご参加いただいた方々ありがとうございました♪