生パスタ?乾燥パスタ?パスタに合わせるソースの選び方をご紹介!

生パスタ?乾燥パスタ?パスタに合わせるソースの選び方をご紹介!

 乾燥パスタも生パスタも、日本で多く見かけるようになり、その種類も増えてきました。パスタを最大限に楽しむためには、パスタだけこだわっても、ソースだけこだわっても足りません!大事なのは、その組み合わせ。

 今回は、乾燥パスタと生パスタに分けて、日本でも手に入りやすい種類の説明と、それぞれに合うソースについて紹介していきます!

 

パスタのためにソースを選ぼう

イタリア人にとってのパスタとは?

パスタはイタリアのソウルフードであり、毎日のように食べられています。そしてその種類は、乾麺と生パスタ合わせて、500種類以上という意見もあれば1万種類以上という人もおり、似た形状のパスタでも地方によって少しずつ異なっていたりと、もはや数えるのは不可能なほど様々なバリエーションがあります。


どんなソースが食べたいか、日本ではそのように食べたいパスタソースを選びますよね!でもパスタの主役はあくまで麺。小麦の味を楽しむのがパスタです。そのためイタリアでは、食べたい麺を美味しく味わうために、麺にあう美味しいソースを用意します。

 



生パスタと乾燥パスタは別物

イタリアでは生パスタと乾燥パスタは同じパスタでも別物という認識です。使われている小麦から製法まで異なっています。特に小麦の違いは大きく、一般的に北部から中部では生パスタの材料になる軟質小麦が、南部では乾燥パスタの原料となる硬質小麦が取れるため、北中部で生パスタ、南部で乾燥パスタがよく食べられていると言われています。

 

 


生パスタはマンマの味

イタリア人にとって生パスタは手作りするもの。現代では乾燥パスタの普及によって乾燥パスタを食べることも増えていますが、生パスタは各家庭でオリジナルの配合や作り方があり、日本でいう「おふくろの味」のような存在です。パスタマシーンを持っている家庭も多く、その地域の伝統や特色に合わせた家庭ごとのレシピがあります。基本的には、軟質小麦と水、卵を使って作られます。

 



乾燥パスタは法律で守られている

イタリアでは乾燥パスタに関する法律が1967年に施行され、定められています。

その法律によると、乾燥パスタは次のように定義されています。


デュラム小麦のセモリナ粉100%で作ること

人工着色料や保存料を使用しないこと


他の材料の着色料として認められているのはほうれん草などの緑色野菜、トマトなどの天然材料のみです。少しでも普通の小麦粉が入ってしまうと、乾燥パスタと名乗って販売することはできません。



種類別:パスタに合わせてソースを選ぼう!

 

ここでは、日本でも比較的手に入りやすいパスタについて、相性の良いソースと合わせて紹介していきます。



乾燥パスタ


1.スパゲッティ

円形の断面で2mm前後の太さをしているロングパスタ。万能でどんなソースにも合う。

 

カルボナーラ▶︎


2.リングイネ(リングイーネ)

断面が楕円状になっており、やや平打ち。クリーム系から濃厚な魚介など、味の濃い濃厚なソースと相性が良い。ペスト・ジェノベーゼとも定番の組み合わせ。

ペスト・ジェノベーゼ▶︎


3.カペッリーニ

よく日本では「カッペリーニ」と表記されるが、ただしくは「カペッリーニ」。「髪の毛(カペッリ・capelli)」の語源の通り、とても細いのが特徴。冷製パスタと相性がよく、そのほかスープの具材として使われることが多い。

 

カラスミと柑橘の冷製 パスタ▶︎

 


4. フジッリ

ら旋状のねじれた形が特徴のショートパスタ。溝にソースや具材がよく絡みやすい形状で、どんなソースとも合わせやすい。細かく切った野菜や肉のラグーなどもオススメ。

 

松阪牛だけのボロネーゼ▶︎


5.ファルファッレ(ファルファーレ)

 

蝶や蝶ネクタイのパスタと呼ばれるような、リボンのような形状をしたショートパスタ。中心と外側で食感のちがいが楽しめる。幅が広いためソースが絡みやすく、いろいろなソースと合わせやすいが、中でもクリームソースとの相性が良く定番。

ポルチーニクリーム▶︎


6.ペンネ

中身が空洞で穴があいており、先端はペン先のように斜めに切られて尖っている。また、ペンネの一種であるペンネ・リガーテのリガーテは溝を意味し、ソースの絡みがより良くなっている。食感がよく、トマトからクリームまでさまざまなソースと相性がいい。やはり定番はペンネ・アラビアータ(辛味のあるトマトソース)。

 

夏のアッラビアータ▶︎

 


7.コンキリエ

南部が発祥の、貝殻の見た目をしたパスタ。器のように内側にソースがたまるようになっている。また本物の貝のように表面に溝があり、ソースが絡みやすい。魚介と相性がいいとされている。

 

イカとハーブのアッラビアータ▶︎




生パスタ

1.タリアテッレ


北イタリアで最もポピュラーな平打ちパスタ。中南部ではフェットチーネと同じとも考えられている。幅5〜8mmほどで、肉のソースやクリームソースと相性がいい。発祥はボローニャで、同じくボローニャ発祥のボロネーゼと合わせるのも現地では定番。

コンクール受賞!特産松阪牛の煮込まない煮込みパスタ▶︎

 


2.フェットチーネ(フェットゥチーネ)

タリアテッレよりやや幅広い1cmほどで厚みがある平打ちパスタ。チーズやクリームなどを使った濃厚なソースとの相性がいい。


3.ラザニア

日本では料理名を指すことが多いが、パスタの原点とも言われる、1枚のシート状に伸ばされた板状パスタのこと。肉のソースやベシャメラソースで交互に重ねて焼き上げるのが一般的。

秋野菜のラザーニャ▶︎

 

 まとめ:ソース別 相性のいいパスタ早見表

万能系:スパゲッティ、フジッリ、ペンネ、ラザニア
トマト系:カペッリーニ(冷製)、ペンネ
クリーム系:リングイネ、ファルファッレ、タリアテッレ、フェットチーネ
肉系:スパゲッティ、フジッリ、タリアテッレ
魚介系:リングイネ、コンキリエ

 


最後に

長い歴史の中でイタリアの人々が考えてきたパスタとソースの組み合わせは、文章や理屈だけではわからない、体験して初めて気づく美味しさがあります。
皆さんもぜひ、麺を選ぶところから、パスタを楽しんでみませんか?

 

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